演奏中は何者になるのか
こんばんは。
月曜の夜ということで、週末まで長い道のりですが、せっせと向かって行きましょう。
最近の週末の楽しみといえば、リハかライブ(やるのも観るのも)です。
今月最初の週末には、FLiPのコピーバンドでギター担当でライブに出演しました。
コピー元のFLiPっぽい衣装やメイクでやり、ギャルバンの良さを存分に楽しんだ日でした。
演奏の立ち振る舞いをどうしようかなと毎回考えます。コピー元のギタリストっぽい弾き方にするかどうかです。
格好良いのは認識出来るけど、憧れはしないタイプのギターを弾く時の迷い。
子供の頃からの迷いさながらに、「自分らしさって何だろう…何になりたいんだろう…」と明後日の方向を見つめたこともありました。
そこに都合よく現れたのは、尊敬している人の「自分を失くす」という言葉でした。
聴いている(観ている人)が、弾き手を忘れるくらいに楽しんだり、思いを馳せさせる事が出来たら。
自分を失くして、音に溶け込めたら。
そう思うと、‘憧れはしない音’を出す事に抵抗はなく。
その場で自分が不自然な空間にしないように。
予想外の事が起きたり、思い通りの演奏をするのはとても難しいですけどね。
意識高く何かを目指すでも、苦しくて逃げるでも、何者かになることは悪いことではないと思いました。
あなたは何者ですか。