UNISON SQUARE GARDEN新アルバム100文字レビュー
自分が、コピーバンドしているUNISON SQUARE GARDENが新アルバム『 MODE MOOD MODE 』をリリースしました。その記念に、1曲100文字前後のレビューを書いてみました。興味持てましたら、是非聴いてみてくださいませ。
Own Civilization(nano-mile met)
“蒙昧termination”を彷彿とさせるクールな曲。ギターのブリッジミュートでエッジの効いている。サビ前の忙しさから、不協和音っぽいキメからのダルそうなコーラスとかがクール。
Dizzy Trickster
随所にユニゾンらしい細かいキメはあるが、久しぶりにストレートな疾走感のあるロックな曲。それだけに、ベースのうねる感じがとっても目立って堪らない感じ。サビは何も考えずにずっと拳突き上げていられる、盛り上がる曲。
オーケストラを観にいこう
クリーンなギターのカッティングなど、シンプルな音達から入り、サビでストリングスが入る様は曲名通りのストーリーがあって、うっとりする1曲。ドラムがずっと楽しみにしていた様な、胸が高まる感じを出すリズム。
突然ぶつぶつと始まる英語の歌詞。Aメロの低音コーラスの不穏な感じが怖い。けどこの緊張感が格好良い。サビまで小走りで辿り着いた後の「♪神さまはいない」に震える。
静謐甘美秋暮抒情
何て読むのでしょうか…笑 涼しげな曲。Aメロの歌は久々に結構低いところを歌っている気がする。頂-ITADAKI-フェスとか広い野外の会場で聴きたい。サビのギターのバッキングと共になっている単音のメロディが情緒的。
Silent Libre Mirage
水泳が題材のドラマの主題歌だったこともあるのか、水面を感じるイントロ。うっすら入るシンセの音が、忙しいサビに爽やかさをプラスさせている。アウトロの残響が非常に心地良い。
MIDNIGHT JUNGLE
天国と地獄を彷彿させる難易度高いイントロを3人のビートが誘う先は、シャッフルビートが主軸のメロディ。サビでみんなで歌いそうであろう部分が楽しそう。個人的にはこのアルバムで一番好きな曲。
フィクションフリーククライシス
細かく綺麗なカッティングと歌、リズムで構成されるAメロ。サビは意外とサラッとした演奏で、そこからテクニカルな展開の間奏。そしてラスサビへの道のりは圧巻。個人的にはこのアルバムで二番目に好きな曲。
歌詞通り高らかな歌とアルペジオで始まった後のイントロのギターリフとドラムの細かいユニゾンの相思相愛が見どころ。メロディの展開に目まぐるしくも飛び跳ねてしまう。
夢が覚めたら(at that river)
3連でしっかりしたリズムがあり、合唱曲の様な耳心地の良いミドルテンポな曲。「♪思うから」を繰り返す歌うところに歌詞の強さを感じる。最後の英詞に少々驚く。
豪華なイントロ!どこで息継ぎしているのですか斎藤さん…っていうほど言葉数が多い。社交ダンスが題材のアニメの主題歌とあって、ダンス映えする曲。テンポはこれ以上速くても遅くても似合わないだろうな、と感じる絶妙な加減。
君の瞳に恋してない
スカパラとコラボの甲斐あって影響された様な、ブラスがテンションを上げてく楽しい曲。サビでみんなで歌う感じは非常に楽しそう。間奏のブラスからギターへソロをバトンタッチする所が最高に格好良い。
前作Dr.Izzyで実験的にテクニカルなことを取り入れて、前作以前の作品にうまく落とし込んだ印象でした。
ライブが楽しみですね。
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