【月曜の雑記】甘い機材 甘い食べ物
昼休み、自分のデスクでホワイトデーにもらった雛あられを、ぽりぽりと食べていた。
それをくれたのは、"自分が欲しい言葉を適切にくれる"人からだった。
雛祭りと同じ3月だからって(笑)と最初は思ったが、これは意外と良いものを与えられたのかもしれない。
『雛あられ』。まず"ひな"というのが、か弱くて可愛い感じがする。
米粒大で、パステルカラーの色合いで、ほんのり甘い。
小さな可愛い、が詰まった食べ物を、指先で少しずつちょこちょこと食べる自分。
可愛い自分で脳内再生してしまう。
実際はムシャムシャ食べているのに。5,6粒一気に。
金平糖もそう。アクセサリーにもときめいちゃう。
Hot Cakeもそう。
甘いクリーンな音。少し歪ませると低温火傷の様な、したたかな音。
シフォンスカートや、フリルが揺れる瞬間も良い。いざ着たら、自分にはデブ隠しにしか機能してくれないのに。
動物柄も良い。とぼけた熊なんて、さいこうに可愛い。
とってもシャープなファズ。野生の熊というよりは、飼い慣らされたキチっと仕事をしてくれるサーカスの熊。
いつだって、可愛いに翻弄されてしまう。選んでいる自分を"ゆるふわボブ女子"でいると思ってしまう。
菅田将暉 並のイケメンに告られたとて、「グフォw私ってwwいや、え?デュフフw」とかしか言えないくせに。
そんな甘い妄想を、"欲しい言葉を適切にくれる"人に雛あられと一緒に、与えられた。
よく出来た人である。